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2023年の振り返りと2024年の抱負

今回も久しぶりの記事投稿です。 合わせてブログのデザインも変えてみました。2024年ですからね!!

本当は年末に書いておきたかった内容ですが、2024年を迎えてしまったので昨年の振り返りと今年の抱負の両方をまとめて書いていきます。

ちなみに、2022年の振り返り記事は以下になります。

zenn.dev

2022年の振り返りはZennで書いていましたが、あまり技術的な知見の共有という内容にはならないため、今回はこちらのブログに投稿します。

📚2023年に学んだこと

Flutter (Dart)

担当しているプロジェクトのうち、1つのプロジェクトでKotlin/Swift → Flutterへの移行を昨年も進めていました。 2023年中に終われば良いなと思っていましたが、あともう少しというところで年末を迎えました。 ただ、実装はほぼ終盤のあたりで、3月までには終わりリリースまでできそうかなーと思っています。

このアプリの状態管理としてBLoC (Business Logic Component) パターンを、ライブラリは flutter_bloc を採用しています。

zenn.dev

pub.dev

BLoCは仕組み自体もシンプルながら様々なパターンに利用でき、古くから存在していて良い意味で枯れているものになります。上記のFlutterへ移行するプロジェクトのアプリではこのフレームワークで十分であったため、採用することになりました。

ただ、今後Flutterの案件が来た際にBLoCの知識だけでは対応できない可能性があるかもと思い、Riverpodの勉強も進めています。 ドキュメントが日本語で用意されているのもとてもありがたいです。

riverpod.dev

また、アプリの実装を進めるにあたり、新たに以下のライブラリを採用しました。

Isar

isar.dev

ローカルデータベースのライブラリです。 モバイル界隈では、よくSQLiteやRealm、Room、CoreDataなどが使われていると思います。 移行前のアプリでもそれぞれのOSでRealmを使っていたため、Flutter版のRealmに移行しようとしましたが、対処できないエラーが発生してなかなか進まなかったため、別のライブラリに移行することに決めました。 そして、複数の候補の中からこの Isar を採用することになりました。

Realm → Isarへマイグレーションするコードの実装は必要ですが、Isarに格納された値を取り出す際は自動生成されたコードを使ってフィルタリングしたり、値を検索したりできるためとても便利です。

go_router

pub.dev

Flutter公式によって作成された画面遷移ライブラリです。これも使っている方が多い印象です。 また、最近は画面遷移時に値を渡す際に型安全に渡したいということで、 go_router_builder も合わせて使っているのではないかと思います。

pub.dev

最近では auto_route というライブラリも登場し、少し前に行われたCyberAgent主催の「CA.flutter」では、 auto_route を使っている例が紹介されていました。こちらは今一番気になっているライブラリで、個人的に作っているアプリで試しているところです。

pub.dev

youtu.be

slang

pub.dev

jsonファイルに文言を定義しておくことで build_runner によってコードが自動生成され、 t.xxx のようにプロパティを参照することでその文言を参照できるライブラリです。

Swiftでいう R.swift に近いものになります。 文言管理ができ、しかも型安全にできるので重宝しています。

Rust

今年は上記のFlutterに重点を置いていたため、あまりRustの勉強は進められませんでした。 ただ、それでもスキマ時間を使って少しずつ勉強を進めています。

学習用のテキストとしては、公式のドキュメントを使って勉強を進めています。

doc.rust-jp.rs

学習の際にお試しに書いたサンプルコードはGithubに随時コミットしています。

github.com

今月、以下のRust本が発売されるらしいので、学びのために買ってみようかなと思っています。

www.oreilly.co.jp

🎉2023年に参加したイベントなど

技術書典14・15

techbookfest.org

技術書の同人誌即売会イベントです。 今年も2回開催され、どちらもオンラインでのみ参加でしたがいくつか本を購入させていただきました。 私にとっては無くてはならないイベントになっています。

iOSDC Japan 2023

iosdc.jp

技術系のカンファレンスはこれまでオンラインでのみ参加していましたが、今年は会社の後押しもあり、初めてオフラインにて参加させていただきました。 どの発表もとても素晴らしく、また、オンラインとは違って会場の空気感を味わうことができてとても良かったです。また、社外の人とも交流することができたので、今後もこういったイベントに参加できれば良いなと思います。

FlutterKaigi 2023

flutterkaigi.jp

これまでFlutterKaigiはオンラインのみのイベントでしたが、今年からオフライン併催となり、少し気になっていました。 本当はオフライン参加も検討していましたが、ちょうど開催された時期は仕事の方がてんやわんやしていたのもあり、今年は見送りました。

ただ、当日のオンラインでの配信もなるべく見つつ、後日公開された動画も全てを見させていただきました。 どれも参考になるものでとても良かったです。

🆕2023年に新しく始めたもの

SNS

Mastodon (Fedibird)

X(Twitter)がどんどん悪化の一途を辿っているような状況で、話題になった分散型SNSの筆頭ですね。 Xで投稿しなくても良いかなと思った細かい話(主に技術系とか)については、こちらでたまーに呟いていたり。

Misskeyも国内ではかなり話題になっており、一時期Fedibirdからの移行を考えていました。 しかし、どちらにしろMisskeyとFedibirdとで相互に繋がりを持つことはできるし、Meta社のThreadsもActivityPubに対応するとかなんとか。 なので、このままFedibird上でアカウントを持ち続けていようかなと思います。管理するアカウントが増えても大変なのでね。

Bluesky

Twitter創設者の方が発案した、Mastdonとはまた違う仕組みの分散型SNS。 アカウントを登録するには招待コードが必要で、だいぶ最初の頃に申請はしていたのですが全然送られてこなくて忘れていました。

そんな忘れた頃に招待コードが公式より送付されたので早速登録しました。 日本の方はそこまで多くなさそうですが、UIがシンプルで広告も表示されないので閲覧しやすくて良いですね。

最近のX(Twitter)は広告もそうですが、インプレッション稼ぎの外国アカウントがリプライに溢れかえっていて、なんか残念な気分になりますね... 他のSNSにメインの拠点を移すのも良いかと思っていましたが、Xでできた友人もたくさんいるので、まだ完全移行はできないな〜と思っています。

しずかなインターネット

昨年の年末あたりに少し話題になったブログサービス?です。 Xでちょくちょく記事を共有している人がいて、気になっていたのでアカウントを登録していくつか記事を投稿してみました。

sizu.me

作られた方は、あの Zenn を立ち上げたcatnoseさん!

こちらのサービスは、あまり広まらなくても良いようなちょっとしたことまとめて書くのにちょうど良いなと思ったり。 XなどのSNSとブログのちょうど間くらいといった感じですかね。

公式サイトでも、以下のように説明があります。

ここは、Twitterやnoteのような賑やかな広場ではありません。ここは、あなたのパーソナルな部屋のようなものです。部屋に文章を置き、通りかかった人が部屋に入って自由に読むことができる… そんなコンセプトで作られました。

しずかなインターネットの使い方

ダッシュボードではGithubにもあるようなアクティビティのグラフや、読まれた数や滞在した分数などもあり、ちょっとしたモチベ維持に繋がりそうです。 こちらでもちまちま投稿してみようかな、と思いました。

🫥その他

新型コロナウィルス

私もここ数年の流行り病にかかってしまいました... 妻と同じタイミングでかかってしまったため、大変でした。 特に私は喉の痛みがかなり酷く、数日間は食べ物も飲み物も、自分の唾でさえも飲み込むことが全くできず、かなり辛かったです。

本当に数日何も食べれず飲めなかったので、深夜でもお医者さんが駆けつけてくれる「ファストドクター」というサービスを使い、深夜にも関わらず来てくださり、お薬も処方してくださいました。

fastdoctor.jp

本当にありがたかったです。 深夜時間帯に家まで往診に来てくれるので、日中の時間帯に病院を受診するより費用はだいぶかかりますが、それでも本当に辛かった症状を見てくれてしかも数日分の薬を持ってきてくれるので、支払う価値は十二分にあると思います。 困っている方がいましたら、検討してみてください。

やっぱり、病気にはかからないに越したことはないなと思いました。

🌄2024年にやりたいこと

最後に今年やりたいことを残しておこうかなと思います。

  1. Rustを重点的に学ぶ
  2. Ruby on Railsをやってみる
  3. Jetpack ComposeとSwiftUIの推進
  4. 副業を始めてみる

1. Rustを重点的に学ぶ

出始めた当初からかなり勢いのあったRust。 AndroidLinuxWindowsカーネル部分の一部にも採用されているほど、いろんな部分で使われています。

この流れが続いているうちにさらに学んで、AtCoderとかでもさらっと使えるくらいには扱えるようになりたいなと思います。

2. Ruby on Railsをやってみる

何かやるにもWeb系のスキルはあった方が良いと思うので、Ruby on Railsを勉強してみることにしました。 他にもPHPのLaravelやPythonDjango、FastAPI、Streamlitなどの選択肢もありますが、もともとRubyは少し勉強をしていたため、新たに言語を学び直すよりも少しでも覚えているものを活用したほうが良いかなということで、Ruby on Railsをやってみようと思いました。

Web系だとフロントエンドも同時にやるべきなのかなと思うので、Reactをあわせてやるのも良いかもですね。

3. Jetpack ComposeとSwiftUIの推進

これは会社での目標となりますが、昨年の年末に開発チームと実際のプロダクトコードにもJetpack ComposeとSwiftUIをどんどん採用していこうという流れになりました。 チームとしてもそのモチベがかなり高い状態になっているので、今年はそれをどんどん進めていければ良いなと思っています。

4. 副業を始めてみる

実は2023年から始めようと思っていたのですがなかなかきっかけがなく、また会社の制度やら何やらが大きく変わったのもあり、そのまま何もせず年月が過ぎてしまいました。 私が所属している会社は副業を容認しており、ちゃんと申請をすればOKなため、何かご縁のあるところがあればやってみようかなと思っています。

自分の会社の業務だけではなかなか挑戦できない部分もあるのと、純粋に自分のスキルをもっと収入にできれば良いなということで、今年は少し頑張ってみようかなと思います。


以上です。

気づけば2024年、年齢もだんだんとアラフォーに近づいています。 時間の使い方にも気を付けないとなーと思っているのですが、少しでも時間があるとYouTubeで動画をぼーっと見ていることが多々あるので、何かやりたいことがある時は計画的に動かないとなと思っております。

今年も頑張ります!💪